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[Java3Djp:00366] Re: J-FAQ about Java3D (1/2) draft version
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今野です。
安藤さん、適切で素早いレスですね (^ ^)
私なりに簡単な部分だけ補足させて頂きますと ........
安藤さん [Java3Djp:00350]
>[Q] ブラウザ上で Java3D は動くのか?
>
> 動きます。
> 以下の手順をふむことによって Netscape + Java-Plugin 環境で
> アプレットとして動かすことができます。IE では動きません。
>
> - JDK1.2 もしくは JRE1.2 をインストールします
> - Java Plug-in をインストールします。
> - Java Plug-in html converter をインストールします
> - Java Plug-in の設定で JDK1.2 もしくは JRE1.2 で動くよう設定します
> - Java3D 1.1 をインストールします
> - keytool -genkey で認証キーを作成し Java 3D アプレットにサインを
> 行います
> - アプレットの為の HTML ファイルを html converter で変換します
こちらで確認した限りでは、上記作業の他に以下のJav3D関連Jarファイルの
CLASSPATH登録が必要なようです。
j3dcore.jar
j3dutils.jar
j3daudio.jar
vecmath.jar
上記設定により、Microsoft InternetExploreおよびNetscape Communicatorでの
Java3Dアプレット動作が可能となります。
またJava3DアプレットのJarファイルへのサインは必要ないようです。サインなしの
アプレットでも、双方のブラウザでローカルおよびネットワーク経由の起動が可能です。
安藤さん [Java3Djp:00350]
>[Q] マルチスレッドの分担内容は?
>
> シーングラフのトラバース作業
> カリングの計算
> 描画
>
> といった負荷が分散されているとうたわれていますが、
> 詳細は定かではありません。
描画について補足すると、OpenGL版ではトラバース作業と並行してレンダリング
オブジェクトのレンダリングキュー登録が行われています。
この点に関しては仕様とゆうよりも実装に依存する部分ですが、一般的なマルチ
スレッドで動作できない3Dグラフィックライブラリでは必須の作業となるでしょう。
#仕様外であり非公開な部分ですが具体的にはレンダリングキューへの追加は
#javax.media.j3d.Traverseからjavax.media.j3d.RenderQueueを利用して処理さ
#れています。
安藤さん : [Java3Djp:00352]
>[Q] 書籍『Java 3D API 仕様』の最初の方に書いてある
> UniverseBiulder というクラスが見つかりません。
> この本の通り入力してコンパイルするとコンパイルエラーになります。
> なぜでしょうか?
>
> スペルが間違ってます :-)
>
> UniverseBuilder は昔はユーティリティパッケージに含まれていた
> らしいのですが、現在は見当たりません。
> 第1章の後半に UniverseBuilderを簡略化もののソースが書かれているので
> それを使いましょう。
> また、以下の URL に Object から extend された
> UniverseBuilder のソースがあります
> http://www.sun.com/desktop/java3d/collateral/j3d_api/j3d_api_5.html
UniverseBuilderはAlpha01ではJava3Dユーティリティパッケージとして存在していた
のですが、Alpha02で廃止になり新たに追加されたSimpleUniverseへ移行することに
なりました。
#ちなみにUniverseBuilderのソースは非公開でした。色々と問題があったのかもしれ
#ません。
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Satoshi Konno
skonno@xxxxxxxxxx
http://www.cyber.koganei.tokyo.jp