[Java3Djp:00671] Re: Swing

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さいとうです。

ちょっとだけ補足。

At 11:22 PM 99.6.27 +0900, Yukio Andoh wrote:
>最終画像を生成するまでに、前処理として何か計算しておかなければならない
>場合のアプローチを 2パスレンダリングといいます。
>特定のアルゴリズムを示す言葉ではありません。
>なので F. Cohen 氏の Radiosity+Raytracing の手法もいうなれば
>2パスレンダリングです。
>「二段階レンダリング」だと思ってもらえればイメージがはっきりするでしょう。
>Two-Pass ってそういう意味あいです。

ようするに、前処理としてレンダリングが必要なときです。
先の影の描画の場合は、光源からのイメージ（といっても通常はｚ値だけ）が
必要なので、ｚ値を出力するシェーダーを使って、光源を視点として
「レンダリング」するわけです。

で、この光源からのイメージ（シャドーマップと呼ぶ）を用いて、
今度は本当の視点（カメラの視点）からレンダリングします。

このとき、描画しようとしているピクセルの光源からのｚ値を求め、
この値と前処理として作成したシャドーマップのｚ値と比べるわけです。

シャドーマップのｚ値の方が小さかったら、いま描画しようとしている
ピクセルよりも光源に近い物体があるわけですから、そこは「影」となるわけです。

と、まあこんな感じです。

# レンダリングを伴わない前処理の場合は、
# ２パスレンダリングとはいいません、念のため ;-)
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さいとうこうじ